活動内容

当会では主に2つの活動を
行っています。

私たち奈良県書写書道教育振興会の目標は、主に小、中学生の毛筆硬筆の書写教育発展です。
競書誌【新書写】を発行するほか、書初め大会や展覧会開催など奈良県下において様々な活動を展開しています。

ACTIVITY

01

【新書写】の発行

競書誌【新書写】とは

奈良県書写書道教育振興会発行の【新書写】は、幼児・小中学生から高校一般向けの毛筆および硬筆の競書誌です。
日本の伝統文化である書道の発展を願い、子供たちに書道の楽しさを知ってほしいという考えのもと1年に6回発行しています。
子供たちは毎号の課題にもとづき塾や家庭で練習し、仕上げた清書を出品することで段や級の取得をめざします。また、中学生、高校生、一般向けの〈かな〉〈古典の臨書〉〈実用書〉の課題もあり、様々な世代の人々が基本的な書写書道を楽しく学ぶために編集されています。
【新書写】の誌名の由来は、【新書写】の前身【書写】誌の内容や体裁などを新創したので【新書写】としました。また【新書写】の題字は[孫秋生造像記](今から1500年前の中国北魏502年)の力強い文字を集めています。

競書誌【新書写】へのお誘い

1日1回筆を持つことで精神を集中する習慣ができ、文字の大小、言葉の意味や内容を考えることで想像力が身につきます。
さあ、幼児のみなさんも文字が読めたら始めましょう。
筆順を間違えて覚えてしまう前に、正しい書き方で文字を覚えること、
よい姿勢で落ち着いて机に向かう習慣は、きっと将来に役立つでしょう。

内容
  • 幼児から中学生の学年ごとの毛筆硬筆手本

    毛筆の基本筆使いなどを学びます。最も力を入れています。

  • 中学生向けの基本的な“かな”の手本

    日本伝統文化の美しい“かな”の基本です。

  • 漢字臨書(小、中学生毛筆三段以上、高校生、一般向け)手本

    書のさまざまなよさを知ることができます。

  • 実用書(高校生、一般向け)手本

    わかりやすい解説つきで専門的で高度な技術を習得できます。

  • 他にも、書道関連の楽しい読み物の記事、優秀作品掲載など
購読料(審査料含む)

年会費(6冊)4100円、硬筆用紙代500円

(年度途中からの入会の場合は、1冊700円)

購入方法
  1. 奈良県書写書道教育振興会の先生の塾に入会し申し込みする

    地域でお近くの塾を紹介します

  2. 個人で申し込み、出品する

    お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先

090-6074-8915尾方

090-4030-1320植野

(受付:平日10:00~17:00)

ACTIVITY

02

書初め大会や展覧会
などの運営

  • 橿原神宮書き初め大会
    橿原神宮書き初め大会

    新春1月5日に県下小、中、高等学校の児童・生徒や一般の人が橿原神宮に詣で、一堂に会して席上揮毫を行う大会で、昭和27年から続く歴史ある書初め大会。
    奈良県のお正月の恒例行事となった。
    参加者はこの日のために懸命に練習を重ねる。小学一年生でも一人で大きな字を書き上げる様子に観覧席の保護者が祈るような気持ちで応援する。

  • 三輪明神大神神社書初めまつり
    三輪明神大神神社書初めまつり

    昭和29年から続く、橿原神宮書き初め大会と並ぶ伝統ある書初め大会で、課題の作品を大神神社に送り審査のあと奉納する。
    学校の冬休みの宿題として定着していて、県民の熱意がこもった大会。

  • 石上神宮奉納書初大会
    石上神宮奉納書初大会

    昭和28年に第一回が開催され、天理市にある石上神宮の境内が会場。
    橿原神宮書き初め大会と同じく席上揮毫の形で行われる。